トイレの便器 代表的なメーカ3社

便器メーカーといえば多くの人がまずTOTOを思い浮かべるのでは??トイレに入ったときにTOTOのロゴを見かけることがよくあります。それもそのはず、TOTOは便器のシェア6割を誇る圧倒的な業界No1です。

TOTOは1917年に設立されました。最初は東洋陶器という名前でした。もとは、便器だけではなく、食器なども製造販売する企業でした。そもそも東洋陶器設立の母体となったのは、今でも高級陶磁器で有名なノリタケの研究所でした。

1969年に、食器生産から撤退した際に、東陶機器株式会社に商号変更して「TOTO」のロゴを入れるようになりました。社名をTOTO株式会社としたのは、意外と最近の2007年です。

もうひとつ便器で有名なメーカーといえばINAXです。業界2位のシェアを誇ります。現在では、INAXを始めとする住宅設備関連の企業が合併してLIXILという社名になりました。もともとは1924年に伊奈製陶として設立され、実はTOTO(東洋陶器)の創業者が立ち上げた会社だったのです。

現在、便器メーカーとして大躍進を遂げているのがパナソニックです。上記の2社は、陶器製の便器をつくっていますが、パナソニックは樹脂製の便器をつくっています。樹脂製の便器は、陶器製の便器に比べて水垢などの汚れがつきにくい性質があるなど、その優位性をいかしてシェアを伸ばしています。特に便器の自動洗浄機能をつけたことで大ヒット。いまや2強を脅かすほどの存在になっています。

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